【訃報】吉本興業所属の女性芸人･ミッチェルが死去! 病名は子宮体ガン!

(09/01)

吉本興業に所属し､東京を拠点に活動していた女性お笑い芸人のミッチェルが､8月18日に子宮体ガンのために亡くなっていたことを事務所が公表した｡

ミッチェルさん(本名:栗林美智瑠)は､2019年に40歳でNSCに入学した｡大学卒業後､音楽家として活動｡オペラ歌手や海外での交流コンサートなど､歌い手として国内外で活躍した経歴を持ちつつ､お笑い芸人の道に転身した人物だ｡

同期の芸人たちはほぼ全員が年下だったため"東京25期の母"と称された｡それでも｢よしもと100人ライバープロジェクト『イチナナ1グランプリ』｣という配信アプリでのコンテストで2位に輝くなど､デビュー間もない頃から才能の片鱗を見せていた｡

2024年3月､子宮体がんステージIVのBと宣告されたことを告白｡｢手術をしても5年生存率は20%です｣と告げられていたという｡
生きるモチベーションを失わず芸人として活動を継続したものの､病に打ち勝つことができず､47歳で息を引き取った｡

ミッチェルにとって最後のメディア出演となったラジオ番組『ふらっと』のMCを務めるパンサー･向井慧は､番組内で追悼メッセージを述べた｡

｢お声だけ聴いてるリスナーさんはまったく病気のことを感じなかったと思うんですよ｡でもブースに入ってきた時にはご自分で歩けない状態でした｡車いすに乗って来られていて｡それでもカルメンを広めたいと｡ラジオに出た後も､『この後高校に行って客演してくるんです』っておっしゃってた｡今後カルメンを見るたびにミッチェルさんを思い出すんだろうな｡今生きていることをムダにしないようにとあらためて思わされた｡本当にご冥福をお祈りいたします｣(船越)